MacBook 最終型フルスペック2017レビュー|愛すべき歴代最高のモバイルMacノートの名機よ永遠なれ

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MacBook

 

2015年、 MacBookの衝撃的大刷新、史上最高のモデルチェンジから4年。

 

先代MacBookと現行MacBook

その前の分厚く白い、ポリカーボネート製ボディのそれには、全く興味が湧くことなどなかったMacBookが、うっすうすのメタルボディ、1kgを楽勝で超える2本指で挟み持ちできる軽さをまとって降臨したときの衝撃が今でも忘れられません。まさに「なんじゃこら、ほしい。買う!」。

喜び勇んで買ってみるもMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)のもっさり感と言ったら、とても実用に耐えうるものではなかったものの、なぜかそれでも持ち歩いてしまう、日々愛でてしまう、特別な魅力をもったモデル。そしてその軽快さはそのままに年々アップデートし、動画編集ですら楽勝でこなせる性能を持ち始めたころ…

なんと新型MacBook Airと入れ替わるように、その存在がひっそりとMacノートのラインナップから消えてしまいました。Mac史に残る「大・大・大悲報」。

 

MacBookが消えて微妙になったMacノートラインナップ

MacBookのないMacノートラインナップ

個人的には、新MacBook Air買うならMacBook Pro 13でいいんじゃないか、と思ってしまうサイズ・重量・値段に対するスペック差が微妙な関係になりました。

新MacBook Airが悪い、ということではけしてありませんが、僕が「ほしくない」と言うかMacBook Airを買う予算がありなら、重さも変わらないのでMacBook Pro 13を迷わず買うだろう、と思うくらいなので…

 

MacBook Air

誤解を恐れず言うと、このラインナップではMacBook Airを選ぶ理由が明確にないのです。見出だせない。

せめて13インチではなく、12インチサイズくらいに落とし込んで1kg切りしてくれたら、諸手を挙げて大・大・歓迎できるんですが。まあこれは僕の意見なんで、なかには新MacBook Airに魅力を見出している方のほうが多いのかも知れません。

 

明快だった旧Macノートラインナップ

それに比べるとMacBookとMacBook Proは、明確にそのモバイル性、薄さ、軽さ、スペック、価格が鮮明に差別化されていて、パワーを求めるならMacBook Pro、軽さを求めるならMacBookという非常に分かりやすいラインナップだったように思います。

そしてそのメリットが、デメリットを差し引いても抜きん出ていたMacBook。

と現在のMacノートのラインナップに対する愚痴はこの辺にして、MacBookの話題に戻します。

 

MacBook (Retina, 12-inch, 2017) フルスペック

MacBook

以前レビューしたMacBook (Retina, 12-inch, 2017)から、BTOによるフルスペックのMacBook (Retina, 12-inch, 2017)に買い換えました。理由は購入した前モデルの非力さをフルスペックにして、長く使おうと考えたからです。要はサブで使おうと買ったけど良すぎて使いまくってるので、スペックアップしたかったということですね。

▼買い換え前のモデルのレビューはこちら

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意図せずこれがMacBookの最終モデルになってしまった訳です。今となっては貴重な最終型MacBookのレビューを、惜しまれる「愛すべき名機」への感謝とともに。

 

買い替え前と買い換え後の違い

MacBookのスペック

どちらも同じ2017年モデルですが、買い換え前はMacBook Proのサブ機として、軽い作業を想定した、いわゆる妥協スペックで購入しました。

 

  • 第7世代の1.4GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
  • 8GBメモリ
  • 256GB SSDストレージ
  • Intel HD Graphics 615
  • バックライトキーボード – 日本語(JIS)
  • シルバー

 

  • 第7世代の1.4GHzデュアルコアIntel Core i7プロセッサ
  • 16GBメモリ
  • 512GB SSDストレージ
  • Intel HD Graphics 615
  • バックライトキーボード – 英語(US)
  • スペースグレイ

 

違いは、プロセッサi5→i7、メモリ8GB→16GB、SSD 256GB→512GB。

要するに妥協して買ったスペックで使用してみたものの、想定していたサブ機的使用から、MacBookが良すぎてメインに近い使用頻度になったので、スペック不足を痛感してフルスペックに買い直した、という流れです。

その他にも、色をシルバー→スペースグレイ、キーボードを日本語(JIS)→英語(US)に変更しました。この辺は気分で、と軽い気持ちだったのを後でしこたま後悔するのですが。(理由は後述)

 

フルスペックMacBookの使用感

これはもう、プロセッサはi7、メモリもSSDも倍増しているので体感「全くの別物」です。特にメモリ8GB→16GBの威力をまざまざ感じる体感の差です。

買い換え前にはつらかったPhotoshopもLightroomも余裕でさくさく。動画編集はやらないので、全く実使用に耐えうる性能です。これなら動画編集もある程度こなせると思いますが。

ウェブブラウザChromeのタブも開きすぎると、息絶え絶えだったのも、全く意に介さず、といった感じ。

 

JIS→USキーボードが墓穴。余計なお世話だった(後悔)

MacBook USキーボード

手放しで褒めちぎりたかった、のですが唯一の不満、これは選んだ僕の致命的ミスであってMacBookに罪はまったくない、のですがキーボードを小洒落た気分でUSにしてみたら、これがどうにも慣れない。何十年もかけてJISに慣れてきた人間がUSに変えるもんじゃない、と本気で後悔しています。

右ハンドル車から左ハンドル車に乗り換えた時に超似てる感覚。運転自体には慣れてくるけどそもそも道路事情が右ハンドル文化だから不便さは永遠に消えない、消すなら欧州で運転するしかない、的な。

エンジニアさんなど、職業柄英語成分多めの人や、タイピングが無意識レベルのブラインドタッチの達人、以外の普通にJISに雨だれタッチから時間をかけて慣れてきた、いまだにちょいちょいキーボードチラ見する、僕のような人は「絶対USにすべきでない」と思いますよ、ほんとに。

まず英語→日本語の切り替えが「⌘+スペース」に変わります。これはウィンカーレバーが右から左に変わるくらい、ずっと間違う、ずっと慣れない。

あとは「Enterキー」が小さい。小さすぎる。Shiftボタンと同じ大きさ。これにも違和感がずーっと消えません。押し間違う確率爆上げ。JISだと小指で押しちゃうけどこれでやるとたいてい失敗して、もうストレスマックスですよ。

そしてとどめが、良く使う慣れ親しんだ¥マークや@マーク、あたりが毎回キーボード凝視しないと見つからない始末。まさに日々罰ゲーム状態。

もう二度と、おしゃれだからとUSキーボードにしたりしないと誓います。

これに関しては、ひとつ記事を書きたいテーマでもあります。

 

それでもいつでもどこでもMacの魔力

MacBookサイドアングル

キーボード以外は不満はまったくありません。いつでもどこにでもiPadのように気楽に持ち運べるMac。最大最高の魅力「可搬性の良さ」。

現在ではバッテリー周りも、どんどん小型化されたアダプターが出てきたり、モバイルバッテリーですらMacBook充電可能なタイプの選択肢も多くなりました。

この部分でも、MacBook Proに対するアドバンテージは大きいです。特に15インチとか、充電には難儀します。しかもMacBookは電池もちも元々良いうえ、どこでも充電できる環境が日々整ってきている。

そしてなにより「Touch Barがない」のが良かった。ことあるごとにTouch Barディスってますが、本当にあれ、いらない。とはいえ現行MacノートのラインナップモデルはオールTouch Bar搭載になってしまった。慣れるしかない、ですね。

今となっては最終型の貴重なモデル。当分このMacBookを大切に、長く長く使っていきたいと、心から思っています。

 

願わくば、1kg切りのAirかMacBook復活を

かばんに入れたMacBook

本当に心からAppleにお願いしたい。MacBookフルスペック最終型の性能、サイズ、重さを踏襲する新ラインナップの刷新を。稀に見る名機、MacBookの復活を。

これをAppleを離れたジョナサン・アイブ、LoveFromの最初の仕事にして欲しい。

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