こんにちは。@1clickr です。
メインでは 13インチMacBook Pro を使用しています。それにプラスしてiPad Pro 10.5インチも所有。この環境から、さらに今回 12インチMacBook を購入しました。珍しく得意の衝動買いではなく、半年ほど考え抜いての決断です。
なぜMacBook ProがあるのにMacBookなのか。
これにはいろんな理由がありますが、メインのMacBook Proの前に、12インチMacBookを使用していました。現行の形になってすぐの初代モデルだったので、マシンパワーが非力で、PhotoshopやLightroomで画像編集をしていてもたつく有様で、仕事にならず困ってすぐにMacBook Proに買い替えた経緯があります。
しかし、マシンパワー以外でのMacBookの取り回しのしやすさ、何よりあのスリムなボディと1kgを切る軽さは持ち歩くストレスがほとんどなく、いつも傍らに持っていました。iPadを持ち歩くように。
それからMacBook Proを日々使用している訳ですが、性能の良さには何の不満もないのですが、やはり日々の取り回しが重い。これがじわじわとストレスになっていました。13インチで重いなら15インチはどうなるんだと言う声も聞こえてきそうですが。
忘れられないMacBookの軽さと薄さ
MacBookを使っていた頃はiPadをあまり使用しなかったのを覚えています。MacBook Proにしてからは、iPadの出番がやたら増えました。家の中でも。
iPadが素晴らしいデバイスであることは間違いないのですが、ブログを書いたり仕事をしたりするにはやはりMacじゃないと嫌、というかできない僕は、iPadを持つと仕事以外のことをしちゃいます。最近になって気づいたことは、MacBook Proを離れると同時にブログや仕事からばっさりと離れてしまうということ。常に傍らにあって思い立った時にすぐ仕事したりブログ書いたりできる環境がほしいなあと、思えば思うほどMacBookが頭によぎる日々。
こんなことを半年ほど繰り返し考えて、ついにMacBookを購入したのでした。購入の決め手はやはり2017年モデルになりマシンパワーが相当アップしていること。これならPhotoshopとLightroomも難なく動くのではないかと。
12インチMacBook 1.3GHzデュアルコアIntel Core i5 – スペースグレイ
整備済品を購入したので、値段は15%オフの ¥149,400。スペースグレイにしたのは、欲しかったシルバーが整備済み品になかったため。本当はi7に16GBメモリ、が理想でしたがそれだと22万オーバー。完全な予算超過なので、大掛かりな作業はMacBook Proでやればいいと妥協しi5の8GBモデルに決めた途端、どんぴしゃの整備済品がリストアップされたので迷わず購入しました。
初めて買った整備済品。なんだ新品と同じだ。
初めてだったので、新品に近い中古品と思っていたら、パッケージから付属品に至るまですべてピカピカの新品でした。これで15%オフなら新品買うより全然いいや、目からウロコ。
13インチMacBook Proと12インチMacBookの比較
まずは外観から。
一回りどころか二回りは違う大きさ。さらに薄さが違うので、こうして目の前にすると想像以上にMacBookのコンパクトさを感じます。
液晶を比較すると、、
こうして広げてみるとどうでしょう。閉じた時ほどの差を感じないのは僕だけでしょうか。液晶サイズは1.3インチの差ですが、思ったよりもMacBookの液晶が小さく見えません。
次にキーボード
キーの大きさは同じです。MacBook Proの巨大なトラックパッドがすごい。
実際比較すると、持った大きさ+重さの差 ≒ 使用サイズ感は同じではない
スペックで見たり、こうして重ねてみたりするのと、実際に使用して感じる差は同じではないことに気づきました。不思議なんですが、明らかに実際使用すると液晶サイズなどに大差を感じないけど、手にすると大きく差を感じます。要するにMacBookは使用サイズ感はそこまでの不便を感じないけど、MacBook Proはでかくて重い、ということです。
MacBook ProとMacBookのサイズ比較
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MacBook Pro 13 |
MacBook |
ディスプレイ |
13.3インチRetinaディスプレイ |
12インチRetinaディスプレイ |
サイズ |
薄さ1.49 cm |
薄さ0.35〜1.31 cm |
重量 |
1.37 kg |
0.92 kg |
実際に使用した感じでは、13.3インチと12インチの液晶サイズは大きな差ではないように感じます。それよりも持ったときの軽さと薄さをより大きく大きく、個人的には感じるのです。
そしてやはり1.37kgと920gという重量。その差「450g」。デカい。デカいぞこの差は。iPad Pro 10.5一台分ですからね。
薄さの差が際立つ
この薄さの差が重さの差にもなる訳ですが、本当に本当にこの差が大きいのです。これがパソコンをパッと開くときにも、サッと持ち上げるときにも、いちいち大きく感じます。
取り回しのしやすさは正義
手のひらに乗せたまま軽く作業をこなしたり、「これちょっと見て」って人に見せるときも、まるでiPad的に持ち上げてみせたり、こんな小さなことがとても大きな魅力として感じます。450g軽いとなんでもできそう、空すら飛べそうな差に感じます。
小脇に抱えるときも、片手で持ち運ぶ時も、際立つMacBookの素晴らしさ。実際に使用しない時にもひしひしと感じるこの喜びが伝わるでしょうか。
ポート数の差はでかい
MacBookを褒めちぎっていますが、どうにも埋められない差があります。それはポートの数。使い勝手がいいとは言えないtype CポートですがMacBookはたったの1つしかありません。4つもあるMacBook Proとはこの部分で雲泥の差があります。
これはハードの差であるので、埋められない部分ではありますがハブなどを駆使するしかありません。と言っても、MacBookでやるのはSDカードの読み込み程度なので死活問題ではありませんが。
MacBookはiPad Proにこそ近いサイズと使用感
誤解を恐れず言えば、実際の取り回しと使用のしやすさはiPadに近いと思います。そしてこの比較は、MacBook ProではなくiPad Proとこそ、するべきだと思ってきました。
10.5 iPad Pro(Smart Keyboard装着時)とMacBookのサイズ比較
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10.5 iPad Pro + Smart Keyboard |
MacBook |
ディスプレイ |
10.5インチRetinaディスプレイ |
12インチRetinaディスプレイ |
サイズ |
薄さ0.8〜1.3 cm |
薄さ0.35〜1.31 cm |
重量 |
0.73 kg |
0.92 kg |
実際にブログや仕事で使用する場合、iPad Pro10.5にはSmartKeyboardを装着しているので、あえて装着時のサイズを比較してみました。iPad Pro10.5セルラーモデルの重さは477gですが、スマートキーボードは240gくらいなので、実際セットにすると重さは実に200gも変わりません。厚みで言えばMacBookの方が薄く感じます。
結論 iPadのような気軽さで使えるMac。それがMacBookだ。
いろんなバッグに詰め込める絶妙なサイズ感。これも大きな魅力。
MacBook Proとの比較を念頭にあれこれやってきましたが、どうやらMacBookはiPadとも比較対象であることに途中から気づいてきました。
iPad Pro 10.5にスマートキーボードをつけて使うなら、MacBookの方が液晶でかいしフルサイズキーボード使えるし、何よりパソコンだし(できない事ないし)
もちろん、LTEじゃないので常時ネット接続じゃなかったり、Apple Pencilやアプリが使えないなどの違いはありますが、僕の使用用途に限って言えば、MacBook最強説が現在とてつもなく強まっております。
PhotoshopもLightroomもきびきび動く
そして肝心の使用感ですが、スペックはさておき、僕のメインアプリケーションであるPhotoshopとLightroomを同時起動しながら、Chromeではてなブログを更新してもなんらもたつくこともなく、快適にきびきびと動いて感動的ですらあります。
これはMacBook Proはもうデスク据え置きでいいなと。
家の中でも、リビングで膝の上でパッと開いてさくっと仕事、寝る前に枕元でブログ更新。ちょっとお出かけにも普段使いのバッグにささっと忍ばせて合間に作業。なんてMacBook Proの頃に夢見た、iPad Proで無理やりこなそうとして挫折した、甘美な環境が手に入って小躍りしたい気持ちでこの記事を書いています。
これから当ブログの更新頻度も上がりそうでワクワクしています。
僕のように、大きな動画編集などはせず、Lightroomで写真現像してPhotoshopでちょいと加工、Word Excelで仕事してChromeでブラウジング、程度の使用ならMacBook Proで片意地はらず、iPad Proで無理せずとも幸せになれるかも知れません。
想像していた以上に、MacBookを買ってよかったと感動的に思っています。
2015年、 MacBookの衝撃的大刷新、史上最高のモデルチェンジから4年。 その前の分厚く白い、ポリカーボネート製ボディのそれには、全く興[…]