「薄型で15インチ以上、4K HDRでスピーカー内蔵。PS4、Switch、MacBookも繋げるモバイルモニターが欲しい」
と思い立ち、しばらく物色しておりましたが、国産メーカーはほんとにこういう尖ったモニターとかほぼありません。かと言って、海外の有名PCメーカーなどにも良さそうなのはほとんどなく、あっても値段が高い!
唯一の光が「cocopar」という今人気のモバイルモニターメーカー。
聞き慣れないけどモバイルモニターを一生懸命作っている会社です。どうやら中国の深センにあるベンチャー企業のようです。
ほんとに中国は今、時代にあった先端の技術を安く提供してい企業が多くて感心します。いまや安かろう悪かろう、という中国品質とひとくくりにはできません。「安いけどイイ」製品を作るメーカーも増えてきて、中国製の印象が一昔前より随分良くなったと思います。しかし、大半の中国製は粗悪品が多いのも事実ですが。
cocopar 4Kモバイルモニター15.6インチHDR
15.6インチでも重さが800gと軽く、HDR対応4Kなので、しかもUSB-CはThunderbolt 3対応で給電可能!なので
- MacBookの大型サブモニターとして
- PS4やSwitchと繋いでどこでもゲーム
- カメラに繋いで画像チェック
- スマホを大画面で共有
など、いろんな使い方ができます。
主な仕様
画面サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 3840×2160 |
出力 | HDMIx1/ディスプレイポートx1/USB-C(Thuderbolt 3)x1 |
入力 | USB3.0x2(マウス/キーボードなど)/3.5mmイヤホンジャック |
スピーカー | スピーカー内蔵 |
サイズ | W35.6 H22.8cm D1cm |
重量 | 800g |
付属のカバーが秀逸
まず付属のカバーが素晴らしい。開くとスタンドになります。
iPadさながらのマグネット吸着式。
使わない時は簡単に外せます。角度は2段階ですが、実際滑りにくいのである程度融通効く作り。
モニター単体で販売されているものが多いですが、それを買うと100%、持ち運び用とスタンド、この2つを探さなきゃいけないはめになります。
実使用に耐えうるこのケース兼スタンドが付いている、というのは大きいです。
ボディはヘアライン仕上げのアルミ製
色はブラックで、ヘアライン仕上げのアルミ。そこそこの高級感はあります。
本体に一切社名ブランドロゴがない、というのも嬉しいポイント。
出力はひととおり対応
上から「USB Type-C 」「DisplayPort」「HDMI」がそれぞれ1つずつ。
特筆すべきはUSB Type-C 、Thunderbolt 3対応です。
Thunderbolt 3については以下のサイトで詳しく解説されています。
Type-C→Type-Cケーブルで接続することにより、接続しているスマホとNintendo Switchなどに給電できます。しかもType-Cケーブルも付属しています。
付属ケーブルが充実
単体で買うと、結構な出費になるケーブル類もひととおり付属されていて、好感持てます。
- HDMIケーブル
- USB→Type-Cケーブル
- Type-C→Type-Cケーブル
- ACアダプター
ケースも、ケーブルもあるので、これだけで他に何も買わずとも大抵のものに接続できます。
MacBookに接続してみた
接続はUSB-Cをつなぐだけ。
狭いMacBookの12インチ液晶と並べると15.6インチは巨大です。作業が捗りますね。
画質もIPS、解像度は3840×2160なのでかなり高精細でRetinaと並べても遜色なし。
なにより、持ち運べるので出張やプレゼンなど、仕事でも大活躍しそうです。
PS4と接続してみた
4K HDRなのでPS4との相性も抜群。スピーカー内蔵なのですぐにゲームできます。
本来の目的はMacBookとの接続だったんですが、PS4との相性が良すぎて今は完全に家庭内移動用PS4モニターと化しています。
リビングで、メインテレビを奪わないので家族に迷惑かかりませんし、ベッドサイドに持っていけば値落ちし放題です。
これは想定外でしたが、絶妙の使いみちを発見しました。
薄型モバイルモニターはひとつあると生活が変わる
持ち歩けるモバイルモニター。使ってみると、パソコンやゲームなどいろんなものに接続できるうえ、その場所を選ばないというメリットは生活において想像以上に快適で便利でした。
15.6インチHDR 4Kで4万円を切る価格、記事執筆時点でさらに5,000円オフクーポンが発行されていました。聞き慣れない中国製ですが、3年保証をAmazon上で記載されているので、何かあってもAmazon経由で対応可能です。モバイルモニターをお探しの方はぜひcocoparも選択肢に入れてみてください。