RICOH THETA Z1 純正セミハードケース TS-2 レビュー

デニムポケットに入れたTheta Z1ケース

RICOH Theta(シータ)の球面レンズの保護、どうしていますか?

普通のカメラレンズは、レンズキャップや保護フィルターなどで守れるのですが、Thetaはキャップも保護フィルターもつけられない魚眼レンズが表裏に、2つも露出しているという、最もレンズが危険極まりないカメラです。

人に例えるなら、下半身露出したまま藪の中を走り抜けるようなものです。前ばかり気を取られているとお尻が傷だらけになります。前も後ろも注意を払うのはとても大変。

普通のカメラのノリで表のレンズだけに気を取られていると、その裏にも全く同じレンズが露出しているのですから、油断すると球面レンズに傷が入ってしまう可能性が最も高い形状です。

特にTheta Z1は高価なので、レンズ保護には細心の注意を払う必要があります。

 

RICOH THETA Z1純正セミハードケース TS-2

Theta Z1ケース

THETA Z1には購入時にソフトカバーが同梱されていますが、どうみても保護性能で言うと頼りないので、リコー純正のセミハードケースを本体と同時購入しました。

 

外装は高級感ある丈夫な合皮製

Theta Z1ケースの拡大画像

外側のカバーは合成皮革素材で、傷もつきにくい頑丈な作りになっています。

 

内装はマイクロファイバー

Theta Z1ケースの内装素材

内側はかなり保護性能が高そうな、手触りの良い起毛マイクロファイバー製。しっとりとしてとても高級感ある素材です。

安心してThetaのレンズを任せられます。

 

ラウンドジップでフルオープン

Theta Z1ケースとTheta Z1本体

一部がオープンする形ではなく、ファスナー式でぐるりと開閉でき、フルオープンが可能です。

撮影しないとき、THETAをどこに置くか?

このカメラを使っているととても悩みどころ。立てて置いておくしかないんですが、接地面が少ないので軽い振動でも不意に倒れますし、かといって横に置くわけにもいかず。

そんなときに、このケースはフルオープンでTHETA Z1の専用ふかふかベッド的にいつでもここで安全に休ませてあげられるので、この形状はちょい置きする時にもとても役に立ちます。

 

ケース下部には切り欠きあり

Theta Z1ケースの切り欠き部拡大

地味に便利なのが、ケース下部の切り欠き加工。

ストラップ用アタッチメントやエクステンションアダプターTE-1などを装着した状態でも収納することが可能になっています。もちろん閉じたまま充電もできます。

 

高価なTheta Z1を安全に保護するなら必須のセミハードケース

手に持ったTheta Z1ケース

両面球面の大変デリケートなレンズを持つTHETA。その中でもTheta Z1は一眼レフ並の高価格の機種なので、特に気を使います。

このケースで一番気に入っているところは、「撮影の合間のちょい置き」する場所にもなってくれるところ。

Theta Z1を使っていると、例えば撮影の合間などにどこにどうやって置くか問題、がつきまといます。

このケースはフルオープンできるので、ぽんと軽く置いておく際にも使えるので、通常の運搬時以外にも活躍できるケースです。

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