Kindle Oasis 2019年モデルレビュー|旧Oasisとの違いは少しだが一度使うと戻れない大きな差

2019年7月24日に2019年モデル(第10世代)のKindle Oasisが発売されました。Oasisは7インチパネルを持つ、Kindleシリーズのハイエンドモデルです。2017年(第9世代)モデルを気に入って使用してきましたが、旧モデルユーザーとしてその違い、使用感などをレビューします。

Oasisと通常モデルの違いは?

その前に通常モデルのKindleとOasisとの違いについてお話します。まずもって値段がOasisと通常モデルでは大きく違います。

  • ただのKindle ¥8,980
  • Kindle Oasis ¥34,980(32GB Wi-Fi)

 

ただのKindleが3台買えてしまうほどの差が、Oasisのどこにあるかと言えば

  • 液晶が大きくてキレイ
  • 防水
  • ページ送り/戻りボタンがある

大きくこの3点の差でしょうか。Kindleを使用する方にはこよなく「読書を愛す人」が多いので、その読書体験にどれくらいの価値を求めるか、ということになると思います。

ただ電子書籍が読めればいいなら、スマホアプリ版Kindleやタブレットアプリ版 Kindleを使用すれば本の内容に差はありません。

そもそもKindleの良さとは

「読書専用機」である。これが全てである、と個人的には思っています。スマホで読書ができない訳ではない、今のスマホタブレットは液晶もカラーだし画質も素晴らしいですし。ただし基本的に電話であるため、様々な通知や着信などが、至福の読書時間に入り込んでくることが許せない人は多いでしょう。ただのKindleにしてもOasisにしても、紙に近い液晶(e-ink)を持つ読書専用機である点は同じなので、この部分の快適さはどれを選んでも堪能できると思います。

ただのKindleとOasisはどっちがいいのか

先述したように「読書体験の価値観」と支払う対価、が見合う人には間違いなくOasisの方が幸せな読書時間に恵まれると思います。ただし、やはりOasisは個人的には高いと思うので、その部分では一点の曇りもなくおすすめできるとは思いませんが。

より良い読書体験をくれるOasis

Oasisは画面が大きくてキレイ。文字をどれだけ凝視してもギザつきは皆無で、その美しいテキストは大いに本の世界へと没頭させる力があります。さらには防水なので、お風呂やプールサイドでも至福のひとときを味わえます。

物理ボタンはページをめくる動作を無意識レベルに昇華させる

そして個人的に最も大きいのが「ページ送り/戻りボタン」。物理ボタンが2つあるので、ページを送る動作が無意識レベルで行える部分、これは紙の読書を凌駕する圧倒的メリットだと断言できます。これに慣れると紙よりも読書に没頭できると思います。

というわけで、より良い読書体験に対価を惜しまない人には「Oasisが最良の選択」となると思います。ただし、これはあくまで文学、小説などを読む場合の話であり、ビジネス書や文献、ガイドブックなどの写真多めの書籍などはKindleより大きな画面でカラーのiPadなどで読むほうが、スクリーンショットなども取れるため、Kindle Oasisよりもそちらを使用するほうがいいでしょう。

いずれにしても、Kindle版を購入しておけば端末は選べるので適材適所で使用できますね。

Kindle Oasis 2019と2017の違いは?

前置きが長くなりましたが、Oasis第10世代と第9世代を比較してみたいと思います。毎回Kindleを「回線付きモデル」を購入してきましたが、今回の新モデルは4G回線付きモデルが出荷に1ヶ月以上かかるため「Wi-Fiモデル」を購入しました。

Oasis 2019と2017外観はほぼ同じ

購入したのはKindle Oasis 32GB Wi-Fi(キャンペーンなし)モデル。

2つのモデルの見た目はほぼ同じなので、2017モデルのケースも問題なく使用できます。Kindleといえば純正レザーケース!と毎回純正レザーケースを買ってきましたが、2019年モデルのAmazon純正ケースはなかなか革の質感が不評のようなので、2017年のレザーケースがそのまま使用できるのはありがたいですね。

入力端子も相変わらずmini-USB

ここは思い切ってUSB-Cにして欲しかったところです。軒並みガジェット界隈(iPhone以外は)はUSB-C化してきているので、外出、旅行時のケーブルが統一化されtype-Cケーブルとライトニングケーブルさえ持っておけばどうにかなる、という運用がKindleのために1本ケーブルがふえてしまう、という人は多いのではないでしょうか。

バックライト色調調整

今回の最大のアップデートが「バックライト色調調整」です。というかこれ以外はほぼ同じです。色調調節ライトを初搭載。ホワイトからアンバーに色の暖かさを調節可能になります。

設定項目に「色の暖かさ」という項目が追加されています。左に寄せると白色に、右に寄せると暖色(アンバー)になります。

手前が新モデル。アンバー側にしています。これが最大に威力を発揮するのは、暗い寝室などで読書するときです。僕はほぼ、寝る前にベッドで読書をするので、暖色のブルーライトがカットされたその優しいバックライトは、まさにKindleに求めていたのはこれなんだ、と思えるほどその効果を体感しています。

白色側に戻してみると、目が痛くなり、こんな状態で読書していたのか、とあらためて刺々しい光に気付かされます。

Oasis旧モデルから新モデルに買い替えたほうがいいのか?

2017モデルと2019モデルで言えば、動作速度や液晶などに劇的な進化がある訳ではありません。その他にも特筆できる違いはありません。「バックライト色調調整」以外は。

「バックライト色調調整」、小さいけど後戻りできないほどの差を感じるのは、比較的暗い寝室や屋内、夜間などの読書が多い方。間違いなくその差を大きな感動とともに体感できるでしょう。

反対に特に「バックライト色調調整」は必要ない人は旧モデルのままでも充分だと思います。すでにOasisは完成度の高いモデルなので。

キャンペーン付きモデルはやめたほうがいい

比較的料金が安めに設定されている「広告キャンペーン付きモデル」ですが、Oasisを買うほど読書体験を求めている人には絶対オススメしません。しょっちゅう表示される広告に耐えられなくなると思いますので、、

8GBと32GBはどちらがいい?

マンガをよく読む方は32GB一択でしょう。しかしながら、「大は小を兼ねる」はまさにそのとおりなので、メモリ系は迷ったらでかい方、でいいと思います。

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