折りたたみ式ブツ撮りフォトスタジオ「Foldio3」&「Halo Bar」レビュー

Kickstarterで出資していた折りたたみ式ラージサイズフォトスタジオ「Foldio3(フォルディオ3)」が届いたのでご紹介です。

FoldioはOrange monkeyというメーカーの、マグネット式の折りたたみ機構と絶妙なLEDライトで、スマートで綺麗にブツ撮りができるクールなフォトスタジオキットです。同社はFoldio1とFoldio2をクラウドファンディングで発表し、大成功をおさめました。その2モデルからさらに改良しサイズを大型化したものが「Foldio3」です。

僕はとにかくいろんなものを買ってしまうので、ヤフオクやメルカリなどを不用品処分のために使います。ブログでのレビューなどもあるので物撮りの機会が多いです。三脚と一眼でキレイに撮れますが、毎回セッティングするのも大変です。最近はSONYのRX100をメインとして使っているので、手持ちでぱぱっとキレイに撮れるフォトスタジオキットはとても重宝するアイテムです。

初代モデルFoldio 1を持っていて、すこぶる使い勝手が良く気に入っていたのですが、いかんせん1はサイズが小さく出番が限られていました。今回大型モデルの3登場で「大は小を兼ねる」と迷わず購入しました。

Foldio3が届いた

実は2ヶ月以上前に届いたのですが、予想以上に大きくて開封できずにいました。

Foldio3のサイズ

サイズは62.5cm x 64cm x 55cmと靴やバッグなども撮影可能です。
収納時は62.5cm x 39cm x 6.5cmになります。

使わないときは、薄くなるので6.5cmあれば隙間に収納できます。

Foldio3基本パッケージ内容

  • Foldio3本体
  • LED照明バーx3
  • ACアダプター
  • 照明コントロールスイッチ
  • 背景紙(3枚)
  • 背景紙ケース
  • 取扱説明書(英語)

以上のようなパッケージ。Foldio1よりもしっかりとした作りになっています。LED照明も1個から3個に増えてより明るいライティングで撮影できます。

Foldio Halo Bar

オプションで購入した「Halo Bar」。
これがなかなかの優れもので、通常の上部固定の3LEDに加えてHalo Barは自在な照明アレンジが可能になります。

コードも煩雑にならないようにキレイに収めることができます。こういう部分が好感持てます。

特筆すべきは、Foldioの各部分を固定しているマグネット、ここに自在に取り付けることができます。

基本セットのリモコンにも対応しているので、自由に明るさを調整できます。

Foldio3の背景紙

同梱されているのは、白と黒、鏡タイプの3種類。それぞれ素材が違います。

Foldio3を組み立てる

広げるとかなりの大きさです。組み立ては超かんたん。折り紙のような構造です。

このマグネットをペタペタとひっつけていけば完成します。マグネットはいい感じに強力なので、はずれたりしません。

わずか1分ほどで完成。背景紙(白)はマジックテープでかんたんに固定できます。樹脂性なので紙と違い破れたりもしないので長く使えそうです。

Foldio3照明をつける

上部には3つのLED照明バーがついています。

光量はじゅうぶんな明るさ。Foldio1は1つしかなかったので、かなり進化しています。

さらにHalo Bar。上下からライティングができます。もう光量は言うことなし。

Foldio3で撮ってみた

とりあえず、特に意識せず、上部3本と下部2本の光量マックスでRX100M5手持ちで撮影してみました。

RX100M5手持ち(照明オフ)

自然光+蛍光灯です。これでも自然光と蛍光灯をFoldio3が和らげていて、通常よりもいい感じになっているのは驚きました。

RX100M5手持ち(照明オン)

やはり光量はじゅうぶんです。ただし蛍光灯と自然光が混ざっているので、蛍光灯オフにして夜間暗くして撮るほうがもう少しキレイかも。

比較画像

どちらもFoldio3内で撮影していますが、右の照明ありのほうが影もなく立体感が出ています。

まとめ

Foldio3(フォルディオ3)は、折り紙の様に折りたため誰でも簡単にプロフェッショナルな撮影を可能にするポータブルフォトスタジオ。

という言葉に偽りなしの、僕のようなめんどくさがりには、あれこれ考える必要もなくぱぱっと綺麗に撮れるので、理想的なブツ撮りキットだと思います。

これからは小物だけではなく、バッグや靴なども撮れるようになったので、チャレンジしようと思います。

ブツ撮り特化三脚、真下も撮れるVelbon VS-443Qを試す

最新情報をチェックしよう!