80Dの出番が最近少ないので、ブツ撮りに活躍させてみようと、マクロ入門用APS-Cレンズとして名高い「SP AF60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1」を買ってみました。
やはりマクロレンズは、標準ズームで撮ったトリミング画像とは別次元の絵が撮れるので、当ブログで紹介する写真もレベルアップできたら良いなと思っています。
▲パッケージ内容はレンズ本体とフード、取説です。
▲重さは380g。部屋でのブツ撮り、おまけに三脚使用ということで気にならない重量です。
80Dへの装着
▲80Dにつけるとこんな感じです。大きさはコンパクトで標準ズームクラスといったところでしょうか。
試し撮り
▲F2.0 ISO250(JPG撮って出し)
開放からとろけるようなボケ味です。色味は評判通り少し濃い目。やはりAPS-Cには60mmも96mm相当の画角なので部屋撮りマクロにはちょうどいいですね。90mmも検討していましたが、それだと寄りすぎて部屋撮りには大きすぎる気がします。
開放からこの写りですからポートレートレンズとして人気があるのも分かります。
手ぶれ補正はありません
▲F8.0 ISO3200 手持ち(JPG撮って出し)
F8〜9まで絞ると部屋撮り手持ちでは正直厳しいですね。三脚前提になりそうです。
手ぶれ補正はついていませんので、強引に手持ちしましたがご覧のようにブレます。 現状APS-C用に使える手ぶれ補正マクロは高価なLレンズしかないので、仕方ないですね。
VC(手ぶれ補正)がつくとその分ボケの美しさが損なわれるという話もあるので、どちらかを選ぶならやはりボケの美しさですね。
マクロレンズなので仕方ないですが、AFは迷います。ただ、僕は全然気になりません。(物が相手なので)
まとめ
SP AF60mm F/2 Di II LD [IF] MACRO 1:1の良いところと気になる点
良い点
- 1:1の最大撮影倍率
- F2の明るいマクロ
- 開放からシャープ
- 安い
気になる点
- AFが手持ちだと迷いがち
- 手ぶれ補正がない
これだけの価格でこの写りなので、とても満足しています。部屋撮りブツ撮り用の三脚などを調達して、環境を整えていきたいと思います。
お蔵入りしていた80Dの出番も増えそうで良かったです。