Amazon版Uber Eatsとでも言いましょうか。日々増加するAmazonの宅配荷物ですが、佐川急便が音を上げ早々に撤退、ヤマト運輸も配送量を抑制、その穴をデリバリープロバイダが埋めている状況の中、アプリで簡単に個人事業主が荷物の配送業務を担えるという「Amazon Flex」というサービスがリリースされています。
Amazon通販依存症の身としては、今後荷物を配達してもらうことになりそうなので調べてみました。
Amazon Flexとは
Amazon Flex とは、貨トラックや軽バンなどの軽貨物車を
お持ちの個人事業主に配達業務を行っていただくプラットフォームです。
時間と日時を自由に選べる働き方です。
軽貨物車を持っている個人事業主が、好きな時間にAmazon荷物を宅配してお金をもらうというビジネスモデルです。
Uber Eatsは飲食店から料理を依頼者に配達してお金をもらえる、というものですがそれのAmazon版と言えます。
Amazon Flexの登録条件
貨物軽自動車運送事業の届け出がされた軽バン(黒ナンバー)をお持ちで、必要な保険に加入されている20歳以上の方であれば登録が可能です。
- 貨物登録の軽バン(黒ナンバー)
- 条件を満たす保険加入
- 20歳以上
- Amazonアカウント
Amazon Flex いくらもらえる?
- 関東 - 2時間程度の1ブロック4,000円(税込) x 1日5ブロック x 22日 = 440,000円
- 東海 - 2時間程度の1ブロック3,750円(税込) x 1日5ブロック x 22日= 412,500円
週50時間で月額40~43万円が可能
Amazon.co.jp Amazonの配送ステーションで集荷頂き、直接お客様のもとへ配送いただきます。一般的な1ブロックの長さは4時間から12時間程度です。
Prime Now Amazonの配送ステーションで集荷いただき、直接お客様のもとへ配送いただきます。一般的な1ブロックの長さは2時間から3時間程度です。
と記載があります。1ブロックの長さ、特にAmazonの荷物の場合4時間〜12時間とかなりの開きがありますし、どのくらいの数の荷物量なのか不明ですが、金額だけ見るとなかなか魅力的です。
報酬例を見ると、2時間で4,000円(関東)、3,750円(東海)という目安です。ただし「税込み」なので、実際の手取りは低くなります。
Amazon Flexの登録方法
Uberなどと同様にアプリで一括管理するモデルです。登録はかなり簡単、WEBから必要事項(名前・電話・メールアドレス)を登録し、アプリをダウンロードし、エリアなどを設定、という流れ。
アプリをダウンロードし、Amazonアカウントにログイン。
希望配達エリアを選択。現在は「東京と愛知」のみです。
Amazon Flexの対応県
現状でのAmazon Flex募集エリアは
東京都
愛知県
の2エリアとります。
次期対応エリア
ウェイトリストを見ると、大阪があります。
次の対応エリアは大阪になりそうです。その後、福岡や神奈川などに拡大していくと思いますが、まだ先になりそうですね。
軽貨物の取得などのハードルは高いですが、これからの新しい働き方として、こういう形態が増えていくんでしょうね。
まずこの記事に日本郵便を批判する意図はありません。それどころか各宅配業者には、日々増え続ける通販荷物の遅延なき配達に心から感謝しています。 とは言え、ヤマトのAmazon配送の縮少を受けて、我が家に届く荷物も徐々に日本郵便経由[…]