旅行が好きです。いざ行こうと決めてから、ああしようこうしようと妄想し、カメラは何を持っていこうとか、あれこれ悩む出発前夜までの高揚感が特に好き。
1〜2ヶ月前から、ぼんやりとイメージの中で何度も何度も旅支度をして脳内観光する私。Amazonで旅のお供を物色する私。ZOZOTOWNで着ていく服を探す私。実際は数日で終わる旅行も脳内を含めると数ヶ月楽しめますからね。
なかでも重要視するのは、ロケーションと同じくらい、宿泊施設。これが残念だったりするとせっかくの旅の思い出も台無しになってしまうし。
そんな理由で観光成分多めの出張も含め、だいたい旅行サイトで財布の許す限りそこそこキレイめなホテルを予約するのでありますが、今回は男だけの旅(仕事含む)ということもあり、民泊(Airbnb)で宿泊先を手配してみました。
Airbnbってリュックひとつで旅するバックパッカーが間借り的に使うものってイメージでしたが、最近始まった「Airbnb Plus」には、条件を満たしたきれいめの施設リスティングがあり、おしゃれな一戸建て丸ごと借りても破格の料金。しかもひとり増える度に料金請求されるホテルと違って、規定人数までなら何人でも料金同じ!という神プラン。通常リゾートホテルなら一人1泊1.5〜2万程度かかる宿泊費がなんと4泊でリゾートホテルの1泊分です。
と、ここまでは出発前日の眠れない寝床で書いております。
沖縄宜野湾市のAirbnb民泊一軒家に到着
いざLCCで飛び沖縄に到着しました。1年ぶりくらいです。いつ来てもいいですね。沖縄LOVE。
今回宿泊するのは宜野湾市ですが、ホスト(物件管理人)の方から鍵をもらったりするのは那覇との事でした。ホテルなら優雅にフロントでチェックイン!ですが慣れない初めての民泊の作法に緊張します。
受け渡し指示場所に行き、宿泊者の身分証明書コピーを渡すと鍵をもらえました。これだけ。拍子抜けするほど簡単な手続きでした。
宜野湾市の小高い丘の住宅地の一軒家が今回の宿です。平屋で屋根付き駐車場と平置き駐車場があります。
道路側から回り込んだところに玄関があります。
右手には海が見える絶好のロケーション。遠くにアメリカンビレッジの観覧車も見えました。
玄関を開けると可愛いデコレーションが。この時期は中国の旧正月だったので、それっぽい飾りなのでしょうね。手作り感に癒やされます。
リビングルーム。おおよそ15畳くらいでしょうか。充分な広さがあり、テーブルの上にはお菓子などがたくさん置いてあります。大型の液晶テレビとディスプレイも壁掛けされています。
ここのホストさんはairbnbでは「スーパーホスト」という評価の高いランクなのが、この辺の気遣いにも見て取れますね。
キッチンも本格的。15名まで泊まれるので、かなりの数の食器や調理器具が完備されています。
ベッドルームは3部屋。6畳の広さにベッドが2つずつ。クローゼットもそれぞれにあります。シーツも清潔で言うことなしです。
そしてこれが3畳ほどの謎の小部屋。こたつが置いてあります。我々は麻雀部屋と名付け、夜な夜な活用、思いのほか活躍した部屋でした。
勝手口から出るとバーベキューができる中庭があります。
Airbnbを今までスルーしてきたのが心底悔やまれる
空港まで30分、国際通りまで20分、北谷まで10分。屋根付き駐車場、BBQ中庭、オーシャンビュー(遠くに)で3ベッドルームの一軒家。
なんとも贅沢な民泊体験でした。
Wi-Fiも問題なく、仕事も観光もこの上ないものでした。
かかった料金は、といえば
110ドル/1泊 x 4泊。合計440ドル!
これを4人で割ると、110ドル/1人でした。
もちろん、シーツやタオルなどはホテルのように毎日変えてくれたりしてくれませんが、この1軒屋を4日使って一人1万円ちょい。これがまともなホテル運営のスイートコテージならば同様のキャパシティで1泊いくらすることか、下手すると10倍くらいかかりそうです。
家族連れや仲間での沖縄旅行なら、Airbnbは大きな選択肢になるでしょう。
今後ホテルに泊まるのがバカバカしくなるほどの衝撃でした。