毎日のように目にする、煽り運転などの悪質で危険な行為による物騒なニュース。本当に明日は我が身の他人事ではない、すぐそこにある脅威と言えます。
あおり運転は、危険かつ卑劣きわまりない行為であり、それによって交通事故が起きたり、尊い命が奪われるなど、絶対にあってはならない事です。
しかし、一方でこれは今はじまったことではなく、昔から行われてきた卑劣な行為であることも事実です。
ただし現在では、ドライブレコーダーの普及やそれらを拡散できるSNSなどにより、昔より表面化しやすくなり、事件になるようになりました。
逆にいうと、今まで泣き寝入り、見過ごすしかなかった卑劣な行為を、未然に抑止することが可能になったとも言えます。
煽り運転はどんな犯罪に該当するのか
煽り運転はただの迷惑行為、ではなく重大な交通事故につながる悪質・危険な行為です。また、車間距離保持義務違反、進路変更禁止違反、急ブレーキ禁止違反等の道路交通法違反のほか、危険運転致死傷罪(妨害目的運転)や刑法の暴行罪に該当することがあります。
煽り運転にあったら
警察庁サイトより
警察ではあおり運転等に対してあらゆる法令を駆使して、厳正な捜査を徹底するとともに、積極的な交通指導取締りを推進しています。また、あおり運転等を行った者に対しては、危険性帯有(※)による運転免許の停止等の行政処分を厳正に行っています。
※ 「自動車等を運転することが著しく道路における交通の危険を生じさせるおそれがあるとき」には、危険性帯有者として、点数制度による処分に至らない場合であっても運転免許の停止処分が行われます。
警察では、非常に強い姿勢であおり運転に対して厳正に対処しています。
また、実際にあおり運転にあった場合以下のように110番通報をするように告知しています。
安全な場所から110番通報
危険な運転者に追われるなどした場合は、サービスエリアやパーキングエリア等、交通事故に遭わない場所に避難して、ためらうことなく警察に110番通報をしてください。
煽り運転を未然に防ぐ対策は
煽り運転への対策として、最善の策は「未然に抑止する」ことです。
煽り運転などの被害を受けた後は、ドライブレコーダーの録画データなどの証拠がものを言い、被害を申し立て、それを立件できる可能性は高まりますが、それは全て事件が起きたあとであり、あくまで事が起きた後、なのです。
未然に危険行為そのものを抑止できれば、当然被害もないので、最善の方法と言えます。
煽り運転被害を抑止するアイテム
まずは何よりもドライブレコーダー
現在は前後録画できるタイプが発売されています。死角もなく全てが証拠になるのでおすすめです。
僕が使っているものは
[chat face=”1c.jpg” name=”1clickr” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ルームミラー型で、視界を遮らないコスパも良いおすすめのドライブレコーダーです。取付も日本語説明書があるので小一時間で終わりました。
バックカメラも付いているのであおり運転も録画可能です。画質もまずまずです。[/chat]
こちらもAmazon高評価のモデル。フルHDでSONY製センサー搭載の画質が好評です。
後方に貼るステッカー
現在、ニュースなどで、ドライブレコーダー→SNS拡散→事件化→逮捕
という報道も多いので、「ドライブレコーダー録画している車である」、ことが分かれば相当の確率で抑止が期待できる、効果が高いアイテムです。
というより現実的に現在はこれ一択でしょうか。
ステッカータイプ
後方に貼るステッカータイプです。様々なタイプがありますが、これくらい目立たないと意味がなさそうです。
マグネットタイプ
ステッカーではなく、マグネット式なので、取り外し可能です。常時貼るのもなあという方はこちらがおすすめ。
ちなみに僕もこちらのマグネットタイプを買いました。取り外すと再度貼るのを忘れがちなので注意です。
以前と比べて、ドライブレコーダーの性能が飛躍的にアップしていて、値段は1万円を切るものがたくさん出ています。どんどんドラレコが普及して、危険運転の抑止になりますように。
被害にあってからでは遅いですから、私もこれらのアイテムで、卑劣な危険行為を少しでも減らし、何より大切な家族を守りたいと思います。