「燻製」。なぜか夢の中でやってました。ウィンナーを燻してシワシワになったやつを思い切りほお張るという夢だったんですが、妙にリアルで。
これは深層心理で燻製にチャレンジしたいに違いないと思い、近所のドンキホーテで簡易キットを買ってみました。
予備知識など全くない中で「燻製らしき」ことをやってみたので、レポートします。
鍋型スモーカー「キッチン香房」
全く知識もないので、あれこれ悩みましたが、キッチンでやれるという、これにしました。
お値段は2,500円くらいです。
さくらスモークチップ
スモークチップはこれしか売ってませんでした。燻製といえばさくら。後に調べるとさくら以外にもいろいろな種類のチップがあるようで、食材に応じてチョイスの必要が。奥が深い燻製道。
さらに調べたところでは、チップとウッドがあるようです。チップは今回のような間接的に使うもので、ウッドは直で火にかけて燃やすタイプです。間違えてウッド買わなくて良かった。
キッチン香房セット内容
鍋とフタ。そしてスモーク用の網。網は写真のように使うと思っていたら逆でした。脚と思っていたものは取手のようです。
鍋の持ち手は収納式になっています。これは場所を取らないのでいいですね。
燻製初心者には「チーズとソーセージ」がよいらしい
もちろん夢に出てきたウィンナーはマスト。鍋の説明書によるとチーズもおすすめらしいので、冷蔵庫にあったチーズも一緒に。
ウィンナーはオリーブオイルと塩をまぶして、と書いてあったので、スモークする前にオイル塗って大丈夫なのかと素人ながら心配になりつつもやってみました。
チップの量が分からない
どれくらい入れていいか分からないチップ。とりあえずひと握り。
のちにこれでは少なかったと判明。
いよいよ燻製開始
弱火で20分いぶす。ドキドキしながら燻製開始です。ああ、香ばしい匂いが。
フタをして待ちます。が、気になって覗きたくなります。
チーズは水分を拭き取る、と書いてあったので見てみましたがよく分からないのでそのままにしました。チーズとウィンナーに失敗なし、らしいのでなんとかなるでしょう。
だいたい20分燻すと色がつくそうですが、1時間くらいやるとベストのようです。
しかし30分もするとチップが燃え尽きて煙がでなくなりました。少なすぎたようです。
そして完成
じゃじゃーん!
こ、これは夢の中でほおばったあのウィンナー、にはほど遠いですがそれらしくなっています。感動です。
見た目は、どうなんでしょうか。他の燻製を見た事ないので不安です。
我が家は嫁がのんべえなので、すでにビール片手につまみを要求しています。
ちなみに僕は恥ずかしながらほとんど飲めません。
嫁も驚くほどクソうまい
見た目はアレですが、、あまり期待していなかったらしい嫁ですが、あまりの旨さに感動しておりました。特にチーズは、外はパリパリ中トロトロで今まで食べたことがないくらい旨いと申しておりました。チーズは温かいうちがさらに旨いようです。
普段は料理らしきことなど、全くしない(できない)僕ですが、作ったものを誰かがうまいと喜んでくれるという、異次元の体験がもう病みつきになりそうです。
新境地が開けたような気がします。たいしたことしてないけど、料理人のような誇らしい気分がします。
そして嫁にほとんど食われましたが、ウィンナーを食べてみました。
「!!!!」これは本当にクソうまい。びっくりです。燻製おもしれーー!!
ちょっとどハマりしそうな感じです。
ただし匂いは要注意
簡単うまい、燻製ですが、やはり匂いは強烈です。我が家の換気性能はかなり高いほうですが、それでも匂いが残ります。やっぱり外でやったほうが良さそうですね。
外でやるとなると、どんな機材がいるのかなあと、本も買ってみたのでまたいろいろ物色してみます。